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25686、ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー サファイア ケースバック

ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー サファイア ケースバック25686

39ミリ | 時、分、デイデイト針、ムーンフェイズ | キャリバー2120/2800 | 総厚:8.8ミリ | サファイアケースバック、オープンワーク回転錐 | ブレスレット344、のちに944 | 発売期日:1989年

モデル25686はロイヤル オーク パーペチュアルカレンダーの歴史に重要な足跡を残しました。ウォッチのケースバックを通して、完全にオープンワークではなくとも美しいメカニズムを初めて見ることができるようになりました。

1989年から1998年まで販売されたこのモデルは、多くのダイヤルバリエーションがあります。カラー(ゴールド、ブリリアント、サーモン、ピンクなど)、そして仕上げを多様に展開しています。特にこのタイムピースはT21 タペストリーとして知られるギヨシェパターンをロイヤル オークパーペチュアルカレンダーの世界にもたらしました。繊細なエングレービングの「トスカーナブルー」のダイヤル、マザーオブパールのダイヤルも同様です。

さらにそれまで、ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダーがこれほど多くの異なる素材で展開されたことはありませんでした。1989年、最初のモデルがイエローゴールド(BA)とプラチナ(PT)のバージョンで出荷されました。スティール(ST)はその翌年に導入されます。1991年、ピンクゴールド(ケースミドルとリンク)とプラチナ(ベゼルとスタッド)を組み合わせた最初のモデル(PR)が登場しました。その2年後、フルピンクゴールド(OR)の新たなバージョンが登場、続いて1994年にスティールとミラーポリッシュのプラチナ(SP)という珍しい組み合わせが現れました。1997年にはピンクゴールドとプラチナの組み合わせで使い方を逆にした(PR)、7番目で最後のバリエーションが登場しました。

1996年からモデル25686に置き換わり、25820が閏年表示を加えて登場します。

1989年から1998年までの販売数:トータル299本、内訳は2本(1989年)、20本(1990年)、33本(1991年)、20本(1992年)、34本(1993年)、66本(1994年)、24本(1995年)、66本(1996年)、33本(1997年)、1本(1998年)です。

25636から派生したモデル(1986年)は1996年に25820に置き換えられました。

ロイヤル オーク25686PT

このバリエーションでは、バックルとベゼル上の六角形のビスはホワイトゴールド製ですが、ケースはプラチナ製です。この素材はスティールの3倍密度が高く硬度はスティールの半分ほどで、アールデコの時期にはとても人気がありました。第二次世界大戦後は、オーデマ ピゲのメンズウォッチコレクションからほぼ完全に消え去りました。

1986年になりやっとロイヤル オークコレクションにカムバックします。しかし数を絞ることにより希少性をアピールすることができました。1986年、同年の最初で唯一のロイヤル オークがドイツに出荷されました。モデル25554の唯一のプラチナバージョンとなっています。翌年、2本のプラチナロイヤル オークウォッチが市場化されました。一つは14470PTのバリエーション、もう一つは25636PTです。そして1988年に最初の25654PTが続きました。

しかし1989年7月13日に登場したロイヤル オークパーペチュアルカレンダー25686はプラチナでした。次の30本のモデルは1991年から1997年の間に販売されました。1993年のオーデマ ピゲカタログに掲載されたモデル、ブルーのマザーオブパール ダイヤル。

1989年から1997年までの販売数:トータル31本、内訳は1本(1989年)、10本(1991年)、10本(1992年)、1本(1993年)、4本(1994年)、4本(1995年)、1本(1997年)です。

ロイヤル オーク25686BA

25686BAモデルの初のイエローゴールドモデルは1989年11月に販売されました。その次の69本ほどは7年後の製造・販売となります。

仕様書によると「イエローゴールドカラー、オパーリン」のスターンダイヤル、「ベージュ」のサブダイヤルに「ブラック線路目盛」と記載されています。このダイヤルはロイヤル オーク25654BA(1986年)、25554BA(1984年)の仕様書と全く同じです。丸型ウォッチ(例えば25550BA)やその他のフォルムのウォッチ(例えば25557BA)コレクションにも使われています。

初期の25686BAモデルは18Kイエローゴールドのブレスレットno.344(ゲイ・フレール社製造、ロイヤル オークブレスレットに関する記事を参照)で、これは1977年以来ロイヤル オーク5402BAに使われたブレスレットと同じです。後期のモデルはWerthanor社製造のブレスレット944で、第二世代のバックルがついています。

1989年から1996年までの販売数:トータル70本、内訳は1本(1989年)、17本(1990年)、17本(1991年)、10本(1992年)、12本(1993年)、3本(1994年)、10本(1996年)です。

ロイヤル オーク25686ST

1972年、最初のロイヤル オーク、モデル5402が登場しその価格が話題となりました。発売時は3,300スイスフランで、世界で最も高価なスティールウォッチでした。その20年後、モデル25686STはこれを踏襲しました。ケースはスティールのままですが、エクストラシン自動巻きパーペチュアルカレンダームーブメントを搭載したことで価値がさらに上がり、1993年には35,500スイスフランとなっています。

このバリエーションはロイヤル オークのルーツにつながるものです。T21タペストリーダイヤルを使った初のパーペチュアルカレンダーであり、トリチウム(蓄光素材)加工を施したオープンワークの針とアワーマーカーを使っています。仕様書によるとこのバリエーションには、ダークブルーダイヤルに9個のアプライド アワーマーカー、3個のホワイトゴールドビーズが並んでいます。

1990年から1997年までの販売数:トータル92本、内訳は3本(1990年)、5本(1991年)、9本(1993年)、7本(1994年)、15本(1995年)、46本(1996年)、7本(1997年)です。

ロイヤル オーク25686RP

イニシャルの"RP"は"OR"(ピンクゴールド)とPT(プラチナ)を組み合わせたものです。このバージョンでは、ベゼルとスタッドはプラチナ、ケースミドルとリンクは18Kピンクゴールドです。

モデル25686RPの仕様書によると、ダイヤルはピンクのマザーオブパールです。このモデルは2020年からミュゼ アトリエ オーデマ ピゲに展示されています。エキスパートはこのピンクのカラーはダイヤルの裏を赤にすることにより得られたと述べています。カウンターはダイヤルの他の部分より薄いため、より透明となりカラーがよく出ています。

マザーオブパールにつけたホワイトゴールドの小さな台にセットしたブリリアントカットダイヤモンドがアワーマーカーとなっています。

1991年から1998年までの販売数:トータル37本、内訳は1本(1991年)、3本(1993年)、26本(1994年)、3本(1995年)、6本(1996年)、1本(1998年)です。

ロイヤル オーク25686OR

18Kピンクゴールド25686ORウォッチは全て1993年から1996年の間に全て出荷されました。ウォッチの裏側から見えるムーブメントの地板はピンクゴールドのギルド加工で、ケースと回転錐のピンクゴールドに合わせています。後者はこのモデルの他のバリエーションと同様、繊細なオープンワークで、Audemars Piguetを表すAPモノグラムロゴをエングレービング。お客様の要望によりこのイニシャルは、スペースに合うものであれば別のイニシャル、紋章など個人的なモチーフに置き換えることができます。

仕様書によるとこのバリエーションは、クリームホワイトのタペストリーダイヤルを組み合わせています。またピンクのマザーオブパールダイヤルのバリエーションも記載されています。

1993年から1996年までの販売数:トータル18本、内訳は9本(1993年)、6本(1994年)、1本(1995年)、2本(1996年)です。

ロイヤル オーク25686SP

ST(スティール)とPT(プラチナ)を合わせた"SP"バリエーションは、1994年に初めてロイヤル オークコレクションに登場。モデル25636とオープンワークのバリエーション25686に同時に使われました。後にモデル25820とそのオープンワークバージョンであるモデル25829も同じ組み合わせを使っています。素材の違いを強調するため、プラチナのベゼルとスタッドはミラーポリッシュ、スティールのケースミドルとリンクはサテンブラッシュ仕上げです。

仕様書によるとダイヤルカラーは「トスカーナブルー」です。「トスカーナブルー」という言葉はトスカーナ地方の海の色を想起させます。正確な定義はありませんが、セラミック、レザーグッズや植物の世界ではよく使われています。オーデマ ピゲでは「トスカーナブルー」ダイヤルはカラーだけでなく、チェーシングという手作業のエングレービング加工も意味しています。

その方法は、エングレーバーがノミや彫刻刀など複数のツールを使い、素材を彫り押しつけて作るというものです。レリーフは一見不規則に見えますが、それが全体として光を捉え美しいバランスと均一感を生むように作り上げるのが難しい点です。

オーデマ ピゲの最も古い「トスカーナブルー」ダイヤルは5561PT(1981年)と5568(1982年)のために作られました。丸型のパーペチュアルカレンダー ウォッチとモデル4285(1982年)です。ロイヤル オーク25654PT(少なくとも1991年)と25686S(1994年)に使われた後、この繊細なチェースダイヤルは、ロイヤル オーク ジュビレー14802(1995年)のプラチナバージョン、そして2000年の単品モデル12501PTに使われました。「トスカーナブルー」のカラーはその後、チェーシングなしでいくつかのダイヤルに使われました。ジュール・オーデマ モデル26000PT(2008年)とモデル26353PT(2009年)です。

1994年から1996年までの販売数:トータル26本、内訳は20本(1994年)、1本(1995年)、5本(1996年)です。

ロイヤル オーク25686PR

このバリエーションはRPモデル(上記参照)と同じ素材ですが使い方が逆です。ベゼルとスタッドがピンクゴールド、ケースミドルとリンクがプラチナです。バックルはホワイトゴールド。この機能に対してプラチナは柔らかすぎるからです。

仕様書には2つのメタルダイヤルのバリエーションが記載されています。一つはバイカラー(オパーリンロジウムとブラック)、もう一つはローマ数字を使ったホワイトです。このモデルには他のダイヤルも使われましたが、アーカイブでは確認されていません。

1997年にトータル25本が販売されました。

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